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こんにちは
広報の岡東です。今回は、エンジンでお世話になっている(株)井上ボーリング様のご紹介をさせていただきます。

先日、株式会社井上ボーリング様(http://www.ibg.co.jp/index.html )へシリンダー引き取りに伺って参りました。
来年度使用するV2エンジンのシリンダーのアルミメッキスリーブ製作、ボーリングホーニング、上面面研の加工をしていただきました。

 井上ボーリング様とTFCは10年来のお付き合いで、V2エンジン使用の際にスリーブ製作および加工のご支援をしていただいていました。
 
今回は井上社長のご厚意で井上ボーリング様の会社見学をさせていただきましたのでご紹介いたします。


創業62年。歴史を感じる外観です。



事務所に入るとバイクが沢山!知る人ぞ知るブルタコです。
バイク好きな社長と社員様に加工やエンジンチューニングのご相談にのっていただけるので、安心感と仕事への信頼は大きいです。



株式会社井上ボーリング 代表取締役 井上 壯太郎 様です。
バイクに乗る方々のために、より良いものを作ろうと尽力される姿に感銘いたしました。

歴史を感じる工場の外観から、汎用工作機械が多いのかと思いきやNC旋盤やマシニングセンタが沢山!3次元測定器までありました。必要な加工と品質管理のために設備投資をされています。


加工のご紹介です。まず初めに井上ボーリング様が得意とするプラトーホーニング( http://www.ibg.co.jp/technology/index.html )。この加工は通常のホーニングと違い、シリンダー内径が慣らし運転をした時と同様の面粗度になります。私達のV2エンジンのシリンダーにも加工していただきました。学生フォーミュラでは開発サイクルが短いため、エンジンを組んでから十分な慣らし運転の期間を取れず、すぐにエンジンベンチや走行テストも珍しくありません。そのため学生フォーミュラのエンジンにはありがたい、優れた加工です!

続きまして井上ボーリング様の製品で好評なアルミメッキシリンダー、ICBM( http://www.ibg.co.jp/product/index.html )。
現在はバイクが主だそうですが、今後は車のシリンダーにも挑戦するとの事で、益々主流になって行くものかと思われます。
私達のV2エンジンも、ICBMを製作していただき使用しています。新設計のピストンは圧縮比が高いため、フリクション低減と放熱性の向上を狙っております。




(著者 エンジン班 小林)

この度は、ご支援いただきありがとうございました。

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